HarikoAppsのRails・Hotwire開発支援

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RailsとHotwireでの開発をおすすめする理由 #1

HarikoではRails(Ruby on Rails)とHotwireでのウェブアプリケーション開発の開発支援事業を行っていますが、これらの技術選択には理由があります。

Ruby on Rails(レールズ)とは

Railsとは高い生産性を特徴とするウェブアプリケーション用フレームワークで、世界中で多くのスタートアップがRailsを用いて事業を成長させています(有名なところではGithubやShopify、日本ではCookpadなどですがRailsの公式ページにはさらに多くの事例が掲載されています)。

Railsは日本発のプログラミング言語Rubyの上に構築されており、Rubyの書きやすさや柔軟性はRailsの高い生産性を実現するために欠かせません。

2004年にリリースされて以来、それまで必要だった煩雑な作業を無くした革命的なフレームワークとしてウェブアプリケーション開発の世界で急速に広まりました。

インタラクティブUIに対するユーザーニーズの高まり

そのようなRailsですが、近年はフロントエンドのJavaScript(JS)アプリケーションと組み合わせて、バックエンド側のAPIや管理画面を担当することが多くなりました。それは高いインタラクティブ性を備えたアプリケーションがユーザーにとって当たり前になり、従来のRailsで作られたアプリケーションのように操作をするごとに逐一ページ遷移を行うような動作ではユーザーの要求に応えられにくくなってきたためです。

しかし、フロントエンドとバックエンドの二つのアプリケーションを作成することによる冗長性(実際には2つのアプリケーションの間を繋ぎ込むインターフェースの開発も必要です)や、フロントエンド開発の技術的困難さなどにより開発コストと開発期間が増大し、以前Railsで実現されていたような迅速なソフトウェア開発は困難になりました。

私自身は2014年からRailsを用いた開発の業務委託を行ってきましたが、ここ数年はそのような状況下で顧客やプロダクトオーナーに対価に見合う価値を提供できていないのではないかと悶々とした思いを抱えながらソフトウェアを開発してきました。

Hotwire(ホットワイヤー)

このような状況に一石を投じたのがHotwireです。Hotwireは前述のように開発コストのかかるフロントエンドアプリケーションを不要としながらインタラクティブなUIを制作することのできる技術で、Railsと同じ開発者によるものです。2020年に発表され近年利用事例が多くなってきました。

基本的に通常のHTMLによるページ遷移を中心とした技術のため、素早い開発のために一旦はインタラクティブなUIを作り込まずにリリースし、ユーザーの反応を見て必要性の高いところからUIを作り込んでゆく、というような柔軟な開発スタイルが可能です。

それでもHotwireでフロントエンドJSアプリケーションのような質の高いUIを実現することができるのだろうか、と思われる方もいるかもしれません。Hotwireはすでに多くの実際のプロダクトで用いられているものですので、実際のUIをすぐに体験できます。

例えばHEYは、Hotwireの開発者によるものですがGmailやGoogle CalendarなどのJSアプリケーションとほぼ変わらない動作を実現しています。
個人開発者によるWIPは開発者向けSNSですが、HotwireによってインタラクティブなSNS UIを実現しています。

これらの事例を見ても、既存のJSフロントエンドの9割程度は細かい使用感の違いこそあれHotwireにそのまま移植可能なのではないかと思っています。さらに細かい作り込みが必要になった時に初めてJSのReactやVueといったライブラリをRailsに組み込むことをHarikoではおすすめしています。

RailsとHotwireを使ったアプリケーション開発を行いませんか?

このように開発コストを削減しながらモダンなウェブアプリケーションを作成できる、RailsとHotwireを使ったアプリケーション開発を行うことにご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!
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